ただより高いものは無い(シバセ工業社長による朝礼)
「ただより高いものはない」というのは、一時的には、無料・無償であったり、非常に安価であったりするものは、後になって相応又はそれ以上の対価を支払うことになるもので、世の中は都合良くできているものではないという戒めになりますので、覚えておいてください。
例えば次のような場面で使われます。
●無料サービスに申し込んだら、あとで高額な有料プランを勧められた。
●ただで物をもらったが、お礼や付き合いで多くお金と時間を使うことになった。
●無料のイベントに行ったら、しつこい勧誘を受けて契約してしまった。
●無料診断や無料相談をきっかけに後から高額なコンサル契約や長期サブスクに誘導された。
●無料お試し期間終了後、自動更新により高い月額料金が発生した。
●1か月間無料でいつでも解約できるという案内で契約したが、解約を忘れたり、解約の仕方が分からず、契約したままにして使わないのに料金を払っている。
●無料セミナーに参加したら、終了後に高額な教材やプログラムの勧誘が続いた。
●無料ツールを導入したが、データ移行や連携には有料プランが必須で、結果的に他社より高くついた。
●無料の業務支援アプリを使った結果、途中でサービス終了し、再構築のために多大なコストと工数が発生した。
●無料で導入した広告配信システムが、成果報酬型の高い手数料で実質的な負担が大きくなった。
●仕入先から「無料でサンプルを入れておきます」と言われ、その後継続的な発注を暗黙に期待されて断りにくくなった。
●取引先に無料で仕事を手伝ってもらい、その後も「前も無料でやってもらったから」と値引きを求められた。
●無料でスペースを貸してもらった代わりに、相手先の宣伝やイベント協力を半ば義務のように求められた。
●無料の会員登録やクーポン取得を条件に、詳細な個人情報や購買データを提供させられ、その後大量の広告配信を受けた。
●無料キャンペーン参加でSNSアカウント連携を求められ、フォロワーへの宣伝・拡散役として利用された。
「うますぎる話には裏がある」「世の中そんなに甘くない」という教訓です。
「ただより高いものはない」にならない為に、次のことを確認してください。
〇無料オファーの裏にあるビジネスモデルと収益ポイントを必ず確認する
〇金銭以外のコスト、時間・労力・評判・情報提供なども含めて「本当の価格」を見る
〇自社が無料施策を行う場合も、相手に不信感を与えないよう意図と条件を明確にする
◎出来るだけ有料や適性価格のものを選ぶようにして下さい。無料や安すぎる価格のものは危険と考えます。有料なら誰でも真剣に検討するので、失敗は少なくなります。

