社員MTの始まり(シバセ工業社長による朝礼)
「社員MT」の元は、2019年に始まった「LS会議(女性主任Lady S会議)」です。週1回のペースで、女性目線による現場の改善会議を行っていました。女性ならではで、次のような意見が出てきました。・パイプが悪い・掃除ができていない・おしゃべりで生産性が悪い・ゴキブリが出た・フレキサーのホッパーが肘に当たる・赤ダニの発生・更衣室に扇風機が欲しい・時計の時間がずれている、一斉チャイムが欲しい・名前がわからないので名札が必要・他人の悪口を言う人がいて雰囲気が悪くなる等で、これが「社員MT」に変わったのが2021年からで、この時から男性も入るようになりました。
現在「社員MT」は、月1回、5名ですので、社員数が40人くらいですと年に1回は回ってきます。コミュニケーションの場でもあるので、毎回5名は新しいメンバーになるように調整してます。「社員MT」は、職場を改善するためのカイゼンの場として活用していますが、改善提案制度を活用している他の会社と大きく違う点は、ミーティングの場では提案するだけでよいことです。製造の社員には女性が多いですが、彼女たちに用紙を渡しても、自分の机もパソコンもなく、残業も出来ない状態では書けないでしょう。それでも、彼女たちも改善が必要な不満は持っています。そうした不満をミーティングという業務の場で吐き出してもらいます。ミーティングでは、その不満を解決するアイデアを考えますが、そのアイデアを実行するのは、ミーティングを主催する幹部が中心となって業務として仕事に組み込みます。参加するメンバーは、普段の業務から離れますが、それを調整するのは幹部の仕事であり、BCPでもあります。BCPでは、誰が突然に抜けたとしても生産に影響が出ないようにする必要があります。女性では、子供が学校で突然熱を出したという呼び出しや、年寄りの親が転んでケガしたので抜けますとか、色々あります。男女平等とか言っても、男性はそういう事は少ないですから、女性の社会進出を求めるなら、男性を中心に始まった「カイゼン」も考え方を変える時期ではないかとも思います。

