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2026.10.14コラム

三回忌(シバセ工業社長による朝礼)

 今日10月14日は、私の三回忌になっていたかもしれない日です。

2024年の10月13日の就寝中に、寝ぼけてベッドの上を歩き回って足を踏み外して床に頭から落下して救急車で病院へ運ばれました。自分では覚えていませんが、頸椎損傷ということで、次の日には意識も戻り、会話も出来る状態になり、食事も自分で出来る状態だったそうです。ただ、その日の夕食後に事態は急変します。脳動脈瘤破裂で、くも膜下出血になり心肺停止に陥ります。くも膜下出血は頭を強く打つなどの外傷で発生することもあるそうで、ベッドから落ちて頭を強く打ったことが原因と思われます。

くも膜下出血が起こると、3割の人は即死、3割は重篤な後遺症が残り、社会復帰できるのは3割程度と言われています。私は、10年ほど前に脳ドックで脳の血管を調べてもらって、血管に異常が無い事を確認しています。もっともその時の健康診断では、大腸癌が見つかりステージ1だったので腹腔鏡手術で大腸の一部を取り除いて命拾いしました。


当社の医療用ストローには、腹腔鏡手術用もあります。

私の腹腔鏡手術の時は、まだこの「腹腔鏡手術時のガーゼ挿入ガイド」はありませんでした。


 今回の私の脳動脈瘤破裂の治療では、出血を止めるために“コイル塞栓術”が使われました。

体への負担が少ない方法ですが、カテーテルを使って医療用の細い金属線を動脈瘤内に挿入して瘤の中を埋めていき、動脈の血流を遮断するそうです。また、私の頭蓋骨には穴が開いていますが、動脈が破裂して大量の血液が脳内に溜まっているので、その血を取り除かないと脳を圧迫してしまいますので、頭蓋骨に穴を開けて血を取り出してくれたそうです。

 今回、心肺停止を経験しましたが、私は寝ていただけなので、死を自分で意識したわけではありません。そのまま死んでいたかもしれませんが、意識がないので記憶としても何も残っていません。臨死体験として「横たわる自分の姿を上から見下ろしていた」「三途の川を見た」「お花畑の中を歩いた」「死んだ人に出会った」など共通のパターンが言われていますが、共通ということは、意識が回復した後で、聞いたことがあるそういう話を脳が勝手に記憶に焼き付けたということでしょう。死の直前には、そういう事を考えている余裕はありません。意識が無いので脳は何も考えられる状態ではなく、自分では死ぬことを恐れる必要はないというのが今回の感想です。

 ところで、三回忌は死んだ日から2年後になります。仏教では、死んだ日が1回目の命日となりますので、一周忌は死んでから1年後に行う法要です。死んだ日を1回目の命日とすると、1年後は2回目の命日であり、2年後の命日が3回目の命日として三回忌になり、ここまでは多くの家庭で法要を行います。

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