News

新着情報

2026.10.15コラム

BCP「事業継続計画」(シバセ工業社長による朝礼)

 BCPとは、「Business Continuity Plan」の略で、日本語では「事業継続計画」となり、地震・風水害・感染症・テロ・大事故・サプライチェーン寸断など、予測しにくい危機が起きても会社の事業を継続させるためにはどうしたら良いかを事前に考えておく計画です。何か危機が発生しても予測して対処の計画を立てておけば、被害は少なくなります。被害が少なければ再開は早いですが、被害が大きくて再開が難しくなると社員の働く場所が無くなり社員の生活にも影響します。

シバセ工業では、2019年にBCPの計画を作成しました。当時も今も自然災害の一番の懸念は南海トラフ地震です。火事、水害などは普段のBCPとして保険には入っていますが、翌年に発生した世界的な新型コロナは、さすがに計画には入っていませんでした。しかし、BCPの計画を立てる段階で自己資金が少ないという分析から銀行からの借入を増やしたことが、翌年に発生した新型コロナでの売上減少による危機に対処できました。危機が何かわからないから内部留保を増やしておくという日本企業の考え方が批判されることもありますが、役に立つこともあります。

普段からBCPを考えておくことは、色々な事に対処できます。2019年のBCPでは、社長が突然死したときの計画は考えていませんでしたが、私が実際に死の直前まで行ったことで、社長の突然死も現実にありうることだと自分で理解しました。社員もこの時にBCPを勉強していたので、社長が突然不在になっても社員や家族が落ち着いて対処してくれたので、経営への影響は少なかったようです。

普段のBCPでも色々な事があります。

・誰かが突然休んだーー代わりに誰が入るか、その現場を止めても大丈夫か

・機械が突然壊れたーー修理にかかる時間はどれくらいか、その間人員をどうするか

などでも、事業を継続できるかが重要です。BCPを策定して誰かが突然休んでも事業が継続できるなら、社員は休みが取りやすくなるので職場の働きやすさにつながります。BCPは普段の働きやすい職場を作るためのツールでもあります。

 私は、突然の事故で入院して、1年半後に会社に復帰できるようになりましたが、社長が突然死んだ時でも誰かが仕事を引き継がなければなりません。社長の引継ぎで一番大変なのは、社長の考え方を引き継いでもらうことです。会社の方針が社長によってコロコロと変わると、シバセ丸という船はどちらに向かったらよいのか混乱して最悪沈没する危険も出てきます。そこで、2018年より毎日の朝礼での話を、A4用紙1枚にまとめて、掲示して、メールして、サーバーに残しています。私が突然いなくなってもこれを見れば、次の社長は何をすべきか理解できます。

CONTACT US

お問い合わせ

お問い合わせ・お見積もりについてはこちらから承っております。

お問い合わせはこちら