BGMはおしゃべり対策(シバセ工業社長による朝礼)
シバセ工業の本社工場には、全館放送でBGMが流れています。このシステムを入れたのが 2019年ですが、発端は時計の時間合わせです。各作業部屋には時計が設置されていましたが、普通の時計では時間が少しずつずれてきます。その時計を見ながら作業しているので、1~2分のずれでも休憩する時間が違うと不満もでます。そこで親機に連動した子機の時計を各作業部屋に設置して、親機が電波で受診した時間に作業部屋の時計の時間を自動修正するようにしました。これで、時間の問題は解決です。このシステムでは時報を流すためにスピーカーを取り付けていますが、スピーカーからはラジオ体操の音楽を自動で流して、社員の健康管理の為に毎日ラジオ体操をしています。ラジオ体操音楽は1日4回自動で鳴りますが、時間帯の違うパートさん用もあり、一般社員は朝昼1日2回はラジオ体操をしています。
各作業部屋には、時計とスピーカーとパトライトがセットになっていて、スピーカーからは時報のチャイムが鳴ります。パトライトはチャイムと連動していますが、社員には耳の聞こえない障害者もいて、耳の聞こえない人にはチャイムの音は聞こえません。パトライトなら、回転する光で時報を知らせることができます。このチャイム用のスピーカーからBGMを流すようにしています。
女性が多い職場ですので、仕事中の「おしゃべり禁止」を繰り返し訴えてきましたが無くなりません。仕事中におしゃべりすると、注意が散漫になり不良を見逃したり、数を間違えたりするなど影響がでます。では、どういう所でおしゃべりをするかと考えた時に、静かな室内で親しい同僚と隣り合ったときにおしゃべりが多いようです。それで、配置替えで場所を離したりもしますが毎日というわけにいかないので、無くなりません。機械の音がうるさい現場ではおしゃべりは少ないようです。(というか物理的に無理)
そこで考えた方法として、作業現場にBGMを流します。BGMとして流す音楽は、静かな部屋で聞こえるくらいの静かな曲ですが、J-POPなどの日本語の歌詞のある音楽は流しません。クラッシックやジャズなど、歌詞のない静かな音楽にします。歌詞のある音楽は、BGMで歌詞が流れなくても、覚えている歌詞を口ずさんだり、頭の中で歌ったりします。そうすると脳が歌詞の方に傾いて注意が散漫になり、不良を見逃したり、数を間違えたりが出ます。
女性は静かな部屋で一緒になった時に、静かな環境に耐えられなくなりおしゃべりが始ります。その点男性は、静かでも黙って黙々と作業する人が多いようです。おしゃべりすると仕事への注意力が下ってしまいますが、BGMでもあると何か話さないと間が持たないという感覚が薄れて
おしゃべりすることが減るようです。男が何かしゃべらないと間が持たないので酒を飲むのと同じでしょう。会社としてはおしゃべりせずに仕事に集中してもらえればよいので、仕事中にBGMを流すようにしました。当社のBGMは、リラックス効果でなくおしゃべり防止を目的としています。

